ゴールドシップを父に持ち、白毛第1号として生まれた”アオラキ”
父は白毛ではなく芦毛でしたがほぼほぼ白毛のような見た目でもあったため、
「父親に似ていて可愛い」「これは走るのでは!?」とデビュー前から注目度抜群でした。
しかし、勝負の世界とはそんなに甘くないもの・・・。
今のところ、パパのように大活躍!とまではいかないのですが人気ぶりはパパ譲り!
現在は中央から地方へ移籍し、頑張っているアイドルホースになりますので、その頑張り・可愛さを含めた軌跡をご紹介したいと思います。
2025年11月15日、レース中の不運な事故により、アオラキはお空へと旅立ちました🥲
私にできることとして、アオラキという多くの人に愛されたお馬の軌跡を、ここに残したいと思います。
そしていつか、馬のケガが治る時代が訪れることを願って。
多くの馬たちが、レース後も幸せに過ごせる未来を目標に、微力ながら努めていきたいと思います。
それでは、アオラキというみんなから愛されたお馬の軌跡を、ぜひご覧ください🐴💙
「白いの」から『真っ白いの』が生まれる
まだ”アオラキ”の名前が決まる前。
巷では、「白いの(ゴールドシップ)」から『真っ白いの(後のアオラキ)』が生まれたと大盛り上がりでした。
白毛は出現率0.014%で大変希少なもの。加えてアオラキは宝石のような蒼い目をしているため、その誕生は日本の土地にマリリンモンローが現れたほどの衝撃だったでしょう🌟
デビュー前にも関わらず東スポさんに大きく取り上げられていました。
産まれたてほやほやのアオラキ💙
Youtubeにて赤ちゃん時代の可愛いアオラキの映像がご紹介されています。
小さくふわふわな毛で可愛らしさ抜群の貴重な映像かと思うので、是非見てみてください。
ん・・・?ヤギかな😶
中央競馬時
デビュー戦
オルフェーヴル、メイケイエール、スイープトウショウなど、数々の個性派名馬を扱いこなしてきた池添騎手が騎乗🏇
ファンファーレが鳴り響き、観客の期待が最高潮に達する中、ついにゲートが開きました。
……が、そこにいたのは
「ん!?なに?走るの?」
とでも言いたげに、戸惑いながらトコトコと歩き出すアオラキ(笑)。
まさかの出遅れスタートです。
道中はというと、「おりゃおりゃ!」と首を高く上げて吠えながらの追走。
そして3コーナーでは一気に捲り、
「このまま前の馬を捉えるか!?」
と期待が高まりました。
しかし、4コーナーから直線に入ったところでスタミナ切れ。
徐々に後退していき、レースはそのままゴールを迎えます。
新馬らしい、どこか不器用で可愛さ溢れるデビュー戦。
けれど、この時はまだ――
ここから先、あんなにも苦難が続くことを、誰が想像できたでしょうか……💦
早くもモヤモヤ期に突入
スタートはどうしても遅く、レース序盤ではなぜか獅子舞踊りを始めてしまうアオラキ🥲
「調教でもう少しレースを教え込められれば…」
「もう少し距離が長かったら…」
「コーナー、ちょっと膨らみすぎじゃない!?」
――すべて“タラれば”ではあるものの、
なんとか可能性を見出そうと、ファンたちは必死に考え続けていました。
勝利を求める気持ちがありながらも、次第に
「アオラキは、あんまり走りが得意そうじゃないし……」
「でも、可愛くて元気だし……」
「アオラキは、アオラキだし🎵」
そんな声が、少しずつ聞こえるようになっていったのです。
ファン歓喜💓レジェンド『武豊騎手』の登場👑
レース間隔は短く、多くのレースをこなしていくアオラキ。
鞍上もなかなか定まらず、
「いつか勝てるのだろうか」
「次は誰が乗るのだろうか」
と、ファンがヤキモキする日々が続いていました。
そんな中、満を持して――
武豊騎手の登場❕
アオラキに合う・合わないはさておき、
その名前だけでファンは大盛り上がりです(笑)
……しかし、結果は9着💦
それでもこのレースでは、アオラキの確かな成長が垣間見え、
「次こそはいけるかも💖」
と、ファンは再び期待を膨らませるのでした。
ところが、それ以降も最高着順は3着止まり。
未勝利戦突破の壁は厚く、勝利はなかなか遠いまま……。
スタンドの空気とともに、ファンの表情も次第に青ざめていきます💧
そんなファンの心配など露知らず、
アオラキ本人は今日ものんびりマイペース。
変わらず元気な姿で、ファンに癒しを届け続けていました。
パドック解説では、
「……顔つきが、優しすぎますね」
と評されてしまうほど。
――走るよりも、まずは“癒し担当”。
それもまた、アオラキらしさだったのかもしれません。
アオラキは少しも悪くないんだけどね。
中央競馬未勝利戦も残りわずか
競馬とは、ときにとても残酷な世界です。
3歳までに未勝利戦を突破できなかった競走馬は、次のような進路を選ばれることになります🥲
・引退
・障害戦への挑戦
・格上レースへの挑戦
・地方競馬への転厩
そしてアオラキは、
格上レースに挑戦したのち、地方競馬へ転厩する道を歩むことになりました。
あおらき・・・・泣
おまけ:中央競馬時の可愛いアオラキ集
地方競馬へこんにちは🌞
アオラキ、地方競馬での新たな生活がスタートします。
そして――
🌟2024年3月21日🌟
地方競馬へ転厩してからわずか2戦目で、早くも待望の初勝利を挙げました💖
スタートこそ出脚は鈍かったものの、道中はすーっと他馬を捲り、
最後の直線では一気に突き放し。
ゴール前では軽く流す余裕すら見せる走りは、まさに“パパ”そのもの!!
「今まで、力を抜いていたのでは……!?」
そう思ってしまうほどの、圧巻の勝利でした。
この瞬間を待ちわびていたファンは大歓喜💓
祝福のコメントも次々と寄せられ、喜びに包まれる一日となったのです。
長い道のりを超えて・・・
その後、笠松にてもう一勝を挙げたアオラキ💙
中央競馬再転入まで、あともう一勝。
しかし、その「あと一つ」がなかなか遠く、
名古屋 ➡ 浦和 ➡ 名古屋 ➡ 高知 ➡ ……と、
転厩と引っ越しを繰り返しながらも、日々練習を重ね、懸命に走り続けていました🔥
そんな中でアオラキは、少しずつ、確実に成長していきます。
・スタートダッシュが安定し
・他馬に囲まれても、もう一度踏ん張れる勝負根性を身につけていきました
そして――
地方競馬参戦 24戦目。
ついに……💖
ゴールを先頭で駆け抜けた、その瞬間。
場内には、思わず声が漏れてしまうほどの悲鳴と歓声が響きました👂
愛されMAXのお馬、アオラキ。
ついに、ついに地方競馬3勝を達成し、
中央競馬への返り咲きを果たしたのです🫣✨
おまけ:地方競馬時の生アオラキ
アオラキ、本物のアイドルへ💖
アオラキは、気づけばどんどん人気を集める存在に💙
そしてついには・・・
アイドルホースオーディション2024
アイドルホースオーディション2024にて、ファイナリストに選出。
さらに、引退部門 第2位を獲得する快挙を成し遂げました👑

これは、JRA未勝利馬としては前例のない快挙です🎉
惜しくもぬいぐるみ化は叶いませんでしたが、
それでもアオラキがどれほど多くの人に愛され、
心から応援されていた存在だったのかを、
十分すぎるほど証明する結果だったと言えるでしょう。
ちなみに……
この出来事が影響したのかは定かではありませんが、
2025年からは対象馬の条件に
「JRAにて少なくとも1勝を挙げた馬」
という項目が追加されることになり、
アオラキは対象外となってしまいました😂
それでもなお、
アオラキの存在と歩んできた軌跡が色褪せることはありません😎!
アオラキのように、日々懸命に走るお馬たちを応援したい方には、
地方競馬を楽しめる「楽天競馬」をおすすめしています。
楽天競馬では、過去のすべてのレース映像を視聴できるほか、
新規登録をすることで、投票に使える2,000円分を受け取ることができます。
ご興味のある方は、ぜひ下記リンクからご覧になってみてください。
「TCC 広報大使」に就任
これまた、本当にすごい快挙です🎊
アオラキはなんと――
現役競走馬でありながら、引退競走馬支援施設の広報大使に大抜擢。
その異例の選出は大きな話題となり、ニュースとしても取り上げられました💖
通常、引退競走馬の支援活動は、すでに競走生活を終えた馬たちを中心に語られることがほとんど。
そんな中で、「今まさにレースを走っている現役馬が、引退後の仲間たちを支援する」
――これは、これまでにない新しい形でした。

勝ち星や成績だけではなく、
“存在そのもの”が人の心を動かし、社会とつながっていく。
アオラキは、競走馬としての枠を超え、
「応援される意味」そのものを体現した存在になっていったのです。
本当に、なんてすごい子なんでしょう💙
そして――
この出来事をきっかけに、
アイドルホースオーディションでは叶わなかったぬいぐるみ化も、ついに実現✨

「走るため」だけではなく、
「誰かの想いを背負い、つなぐ存在」として生まれたそのぬいぐるみは、
アオラキが歩んできた軌跡と、多くの人の愛が形になった証でした。
まさに、
愛され続けたからこそ辿り着けたゴールです💙

そして、その日は静かに訪れました
2025年11月15日。
中央競馬に返り咲いて迎えた、待望の初戦🌸
パドックには、変わらぬ可愛さと癒しをまとったアオラキの姿がありました🏇
地方競馬で懸命に走り続けてきた日々――
そのすべてを、この一戦で発揮できるはずのレースでした。
溢れんばかりの想い。
「アオラキらしい走りで、元気いっぱい駆けてほしい」
「あわよくば、その結果が1位であれば……💖」
その想いに応えるかのように、
克服してきたゲートも上手に決め、スタートダッシュも成功。
得意とする長距離。
中央競馬でそう簡単に通用する世界ではないことは分かっていながらも、
そこには確かに、
地方で積み重ねてきた粘りと勝負根性が感じられる走りがありました。
――しかし、その時は突然やってきます🥲
何かにつまずいたのか、態勢を崩し、レースは中断。
「まさか、そんなはずはない」
「何かの間違いであってほしい」
「きっと、舌をペロっと出しながら、とことこと戻ってくるはず」
そんな願いは叶わず、
アオラキはそのまま――
お空へと旅立ってしまいました。
おわりに
本日も、ふぅのお馬blogをご覧いただき、ありがとうございました🙇♀️
アオラキは、決して長い競走生活ではありませんでした。
それでも、中央競馬未勝利馬でありながら、
これほど多くの人の記憶に残り、深く愛されたお馬は、そう多くはありません。
「白馬はズルい」
「1勝もしていないのに」
そんな声が聞こえてくることもありました。
けれど私は、アオラキの人気が高まったからこそ、
自然とその周りにいた馬たちや、同じレースで戦ったお馬にも
スポットライトが当たり、
“推される馬”が増えていったのではないかと感じています。
勝つことだけが価値ではない。
速さや強さだけが、すべてではない。
アオラキは、
「愛されることそのものが、競馬の価値になり得る」
そんな新しい道を、確かに切り開いてくれました。
この功績を胸に、
「お馬のケガが、人と同じように治る時代が来ること」
「たくさんのお馬が、引退後も幸せな余生を過ごせること」
その未来につながるよう、
私自身も、これから先も考え、発信し、励んでいきたいと思います。
これからも、ふぅのお馬blogを応援していただけましたら幸いです🔥
そして――
アオラキの物語が、次の希望へとつながっていくことを願って。

-1.jpeg)
-150x150.jpeg)